デイリー・アップデート

2017年3月21日 (火)

[フィリピン] 3月16日、アレハノ下院議員がドゥテルテ大統領の弾劾を下院に申立て。一方、報道によれば、下院のアルバレス議長はロブレド副大統領の弾劾の申立てを検討している。

[モロッコ] 昨年の選挙での勝利後5か月経っても組閣できなかったことを理由に、国王はベンキランPJD党首への首相指名を取り下げ、同党のオスマン元外相を首相に指名した。

[中国] 1~2月の中国企業の対外直接投資(金融業を除く)は前年同期比52.8%減の約134億3千万ドル。不動産、娯楽、スポーツクラブなどへの投資が大幅減。

[フィリピン] 2017年1月の海外労働者送金額は前年同期比8.5%増の24億ドル。主に陸上労働者からの送金額の増加が寄与。

[アルミ] FTによると米欧加のアルミ業界団体が7月のG20首脳会談に向け中国のアルミ過剰生産への対処を話し合う場を設けることを提唱。ロシアも賛成。昨年の杭州G20では鉄鋼過剰生産が議題に。

[原油] Societe Generaleは、2017年WTI原油価格見通しを前回から2ドル引き上げ56.7ドルに。世界需要の伸びとOPECの減産効果が米国の原油増産ペースより早いため、石油在庫の取り崩しが期待できるため。

[日露関係] 日露両政府は18日に、北方4島における共同経済活動について初めての協議を行った。20日には外務・防衛閣僚協議(2プラス2)を東京都内で行い、北朝鮮のミサイル開発阻止へ協力する方針等で一致した。

[英国] EU離脱通告は今月29日を予定。その後48時間以内にトゥスクEU大統領がEU27か国にむけ指針案を送付する予定。交渉開始は5月半ば以降のフランス大統領選挙後との見方が多い。

[米中韓] ティラーソン米国務長官が訪中するも、北朝鮮核問題での中国責任論への言及はなく、THAAD配備に対する中国の対韓報復措置の自制も求めず、中国に対する融和的姿勢が目立ったと韓国メディアが伝えた。

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