デイリー・アップデート

2019年3月13日 (水)

[イラン/イラク] イランのロウハニ大統領が、就任後初めてイラクを訪問。3日間の滞在で、大統領、首相、外相、宗教指導者など多くの人たちと会い、宗教都市カルバラやナジャフも訪問。エネルギーや運輸関係等複数の合意文書を結び、両国が政治・経済のみならず、宗教的にも強い絆で結ばれていることを確認した。トランプ米大統領が、昨年末のイラク電撃訪問時、滞在わずか3時間でイラク政府幹部の誰とも会わずにとんぼ返りしたことと対照的。

[シンガポール] 3月12日に統計局が発表した1月の小売業売上高は前年同月比7.6%増加し3カ月ぶりにプラスに転じた。2018年12月は5.8%減少し、2018年第4四半期の実質GDP成長率(改定値)は前年同期比+1.9%と2年ぶりの低調さだった。2018年第1、2、3四半期がそれぞれ+4.7%、+4.2%、+2.4%と伸びの低下基調が継続。今回の好調な小売売上高は旧正月(春節)前の需要拡大に加えモーターショー開催により自動車販売が増加したことが主因であり、一時的な拡大に過ぎないとの見方が強い。

[日本] 内閣府の『機械受注統計』によると、企業設備投資に先行するとされる民需(船舶・電力を除く)の1月の受注額は前月比▲5.4%で、3か月連続の減少となった。内訳をみると、3か月連続減少の製造業に加えて、非製造業も減少に転じた。また、外需は▲18.1%と2か月連続で2ケタ減となった。これより、国内外の経済環境の変化が企業をより慎重な姿勢にさせている可能性が示唆される。1-3月期は、前期比▲0.9%と減少見通しであり、そこからさらに下振れするか否かが注目される。

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