デイリー・アップデート

2019年6月5日 (水)

[韓国] 6月2日付けの産業通商資源部と関税庁の発表によると、5月の輸出は前年同月比▲9.4%の459.1億ドルであった。4月に小幅の改善が見られたが、5月は大幅に悪化した。品目では、半導体(同▲30.5%)、石油化学(▲16.2%)、無線通信機器(▲32.2%)、コンピュータ(▲27.2%)などで不振が深刻化し、仕向け地別でも、中国(同▲20.1%)、EU(▲12.6%)、中東(▲27.8%)などが軒並みマイナス。貿易黒字も22.7億ドルと前年同月の1/3まで縮小した。半導体と中国向けの不振が、韓国にとっては特に打撃となる。

[中国/アフリカ] 6月27~29日、初の中国・アフリカ経済貿易博覧会が湖南省長沙市で開催される。同博覧会は2018年9月に北京で開催された2018年中国アフリカ協力フォーラム北京サミット(首脳会議)で開催が決まった。アフリカ53カ国、国連工業開発機関(UNIDO)、世界食糧計画(WFP)、世界貿易機関(WTO)、アフリカ連合(AU)、国内31省・自治区・直轄市、一部の中央企業(中央政府が管轄する国有企業)も参加予定。

[欧州] Eurostatによると、5月のユーロ圏消費者物価指数は前年同月比+1.2%と、前月(+1.7%)から伸び幅を縮小させた。約1年ぶりの低水準となった。エネルギー・食料品などを除くコア指数は+0.8%と、物価の上昇基調は弱い。内訳をみると、エネルギーやサービス価格の減速が目立っている。2%未満でその近傍というECBの物価上昇目標を下回る状態が続いている中で、景気減速感の強まりから物価上昇が鈍っているならば、次のECBの一手は金融緩和ではと市場が想定し始める可能性がありそうだ。

[ペルー] 5月のインフレ率は前月比+0.09%、前年比+2.80%、2019年1月~5月の累計では(2018年12月比)+1.19%。文化・教養費、宿泊・外食費、保健衛生関連費の上昇が目立った。卸売物価指数は前月比+0.18%、前年比+1.56%、と微加速しているが、2019年1月~5月の累計では▲0.30%。首都リマにおける機械及び装置の価格は前月比+0.56%、前年比+1.54%だったが、2019年1月~5月の累計では▲0.94%。リマの建設資材価格は前月比+0.06%、前年比+0.49%だったが、2019年1月~5月の累計では▲0.40%。

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