デイリー・アップデート

2019年6月17日 (月)

[ロシア] 中央銀行は6月14日、政策金利を7.75%から7.50%に引き下げた。利下げは市場の予想通りだが、2018年3月以降初めて。ロシアではインフレ懸念がやや収束する一方、景気は減速しつつある。利下げに転じることで、経済成長を下支えする意向。

[インド/米国] インドが米国からの輸入品(アーモンド、リンゴ、クルミ等28品目)に対して6月16日から追加関税を課すと発表。6月5日に米国がインドへのGSP(一般特恵関税制度)適用を撤廃したことに対する報復措置とみられる。インドは2018年3月の米国による鉄鋼・アルミ追加関税発動に対し報復関税を課す方針を発表していたが、米国との通商協議に入ったことで発動を見送っていた。ポンペオ米国務長官は6月24日に訪印予定。

[米国] 5月の鉱工業生産指数は前月比+0.4%と、2か月ぶりの増産となった。2月以降ほぼ横ばい圏にあり、貿易紛争のさなか、増産ペースが鈍化する中国とは異なる印象となっている。また、小売売上高は前月比+0.5%となり、3か月連続のプラスとなった。堅調な雇用・所得環境という裏付けもあって、小売の堅調さが目立っている。

[メキシコ] 4月の鉱工業生産は前月比+1.5%と、3月の▲1.2%から反発し、1月からの上昇傾向に戻った。しかし昨年は3月だったイースター休暇が今年は4月にずれ込んで営業日が少なくなったことから前年同月比では▲2.9%。過去5年に亘りメキシコ鉱工業界は製造業の拡大が建設業と鉱業の縮小で相殺され、停滞している。

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