デイリー・アップデート

2020年2月4日 (火)

[トルコ] シリア北西部のイドリブに対するシリア軍の空爆で、少なくともトルコの軍人5人と市民3人が殺害されたとして、トルコ軍はシリア軍を対象に報復空爆を実施。トルコ側は、この空爆でシリア人30人以上を殺害したと発表。昨年12月からのシリア軍によるイドリブ空爆で、イドリブの住民数十万人がトルコ国境へ殺到。トルコは既にシリアからの難民を350万人以上受け入れており、これ以上の難民は受け入れられないと表明していた。

[米国] 米供給管理協会(ISM)が公表した製造業総合景況指数は1月に50.9と、前月(47.8)から回復、昨年7月以来の50超えとなった。内訳をみると、新規受注や生産などの回復が目立った一方、雇用は低調。製造業の雇用環境が曲がり角を迎えている可能性が示唆される。また、コメントには、景況感が持ち直したものの、関税の影響などを販売価格に転嫁できていないという声もあった。

[コロンビア] 中銀は政策金利を現行水準の4.25%で据え置くことを決定。2018年5月以来同水準となっている。インフレ率は11月の前年同月比+3.85%から12月には僅かに減速し+3.8%となった。中銀は世界経済の成長の鈍化、GDP比4%を超える経常赤字、生産性ギャップなどを主な経済的リスクとして指摘。一方、通貨安や外部環境の悪化によるインフレ率への影響については不明確であるとした。

[中国] 1月31日に中国国家統計局が発表した1月の製造業購買担当者景況指数(PMI)は50.0で、昨年12月の50.2から低下した。財新/マークイットが発表した1月の製造業PMIも51.1と前月の51.5から低下し、5カ月ぶりの低水準となった。どちらの数字も新型コロナウイルスの感染拡大による影響前の調査結果であるが、景気が鈍化傾向であることが示されていた。新型コロナウイルスの中国経済への影響は、重症急性呼吸器症候群(SARS)の時より大きくなると予想する傾向が強まっている。

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