デイリー・アップデート

2020年2月5日 (水)

[台湾] 二期目の再選を果たした蔡英文総統が、今後直面しなければならない課題は次の4点といわれている。①中国に進出した台湾企業が台湾に戻って来た場合、土地・人材・労働力・電力・水が不足する「五つの不足」という難題がある。特に電力不足は深刻。②OEM、ODMなどの受託生産を中心に事業を展開してきた台湾企業は、自社ブランド製品事業への転換が必要。③今のままでは厚生年金基金が2026年に破綻すると見込まれるので、有効な対策が必須。④国際関係を拡大・強化するため、台湾がCPTTPやWHOなどへの加盟に挑戦すること。

[ロシア] ロシア統計局の発表によれば、2019年の国内総生産(GDP)は前年比1.3%増加した。経済成長率は4年連続でプラスを維持したが、2018年の2.5%増からほぼ半減した。主要な貿易相手である中国や欧州の経済減速も影響し、輸出は2.1%減と2018年の5.5%増から大幅に落ち込んだ。

[イラク] 2月1日、サーレハ大統領はムハンマド・アッラーウィ元情報相(65)を首相に指名した。前首相の辞任以降、指名獲得争いが迷走していたが、議会の主要政治ブロックからの支持が得られたことから今回の指名に至った。同氏は、フセイン政権崩壊後の2004-05年に暫定首相を務めたイヤード・アッラーウィ氏の従兄弟。今後1か月以内に組閣できるかが焦点となるが、彼も旧体制の一部であるとして、政治体制の刷新を求めてデモを続ける民衆は同氏の首相指名に反対している。

[米国] 2月3日、アイオワ州で民主党員集会が行われ、開票率62%の段階で、ブティジェッジ前サウスベンド市長が得票率26.9%でリードし、以下、サンダース上院議員25.1%、ウォーレン上院議員18.3%、バイデン前副大統領15.6%、クロブシャー上院議員12.6%となっている。投票結果の集計のために導入したスマホ・アプリの不具合により、集計結果の公表が遅れている。参加党員総数は17万人にとどまる見込みで、当初の予測を下回った。同日実施されたアイオワ共和党員集会ではトランプ大統領が勝利した。

[マレーシア] 2月4日、マレーシア統計局の発表によると、2019年の輸出額は前年比1.7%減の9,864億リンギ(約26兆2,312億円)となり、2009年以来、10年ぶりに前年割れ、輸入額は3.5%減の8,490億リンギ(約22兆5,763億円)となった。減少の主因は貿易摩擦にともない世界的な需要が落ち込んだため。貿易黒字は1.0%増の1,374億リンギ(約3兆6549億円)となり、過去10年間で最大となった。12月単月の輸出額は前年同月比2.7%増の864億リンギ(約2兆2975億円)と、5カ月ぶりのプラス、輸入額は同0.9%増の738億リンギ(約1兆9624億円)。

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