石井 順也|シニアアナリスト
所属:国際部
研究・専門分野:東南アジア、南アジア
【略歴】
東京大学(法学部)卒業、スタンフォード大学院修了(国際政治経済学修士)。弁護士資格所有。
外務省(アジア大洋州局、在米国大使館、内閣官房、北米局に勤務)、クリフォード・チャンス法律事務所、アンダーソン・毛利・友常法律事務所を経て、2015年から現職。『NewsPicks』プロピッカー
【著書・論文等】 (当社での活動は「メディア活動情報」を参照)
• "Indo-Pacific Diplomacy, the Quad and Beyond: Democratic Coalition in the Era of U.S.–China Global Competition"(『From Trump to Biden and Beyond』(共著)2021年)
• "Japan Chapter"(『The Mergers & Acquisitions Review, Eighth Edition』(共著)、2014年)
メディア活動情報
2025年5月2日(金)
オンライン経済メディア『NewsPicks』に、当社シニアアナリスト 石井 順也のコメントが掲載されました。
◆「【基礎から解説】トランプ関税交渉、ポイントは「ここ」だ」
2025年3月19日(水)
一般社団法人企業研究会主催『経営戦略担当幹部交流会議』にて、当社シニアアナリストの石井順也が講演しました。
◆「地政学リスクを踏まえた経営判断のあり方」
2025年3月13日(木)
一般社団法人企業研究会主催『これからの経営監査を考える会』にて、長谷川俊明弁護士との対談形式で当社シニアアナリストの石井順也が講演しました。
◆「地政学リスクと海外子会社の監査実務」
サイト内記事
2025年7月16日
コラム
ベトナム出張報告:強力なリーダーシップの下、大胆な改革が進む

5月にベトナムに出張しました。ハノイとホーチミンに加え、中部の主要都市であるフエにも訪問しました。フエ近郊には、ベトナム戦争の激戦地で有名な場所であるクアンチというところで住友商事が新たに工業団地を開発しており、その現場も視察しました。
2025年7月15日
調査レポート

タイでは2023年5月に総選挙が実施され、タイ貢献党のセター氏を首相とする11党による連立政権が発足した。しかし、2024年8月に憲法裁判所は保守派の上院議員によって提起されたセター首相の倫理規定違反の訴えを認め、同氏の解職を命じた。これによりセター首相は失職し、上下両院はタクシン元首相の次女であり、タイ貢献党党首であるペートンタン氏を新...
2024年11月11日
コラム
20周年記念コラム【#11】アジア新興国の20年~グローバル化と地政学の時代の中で

アジア新興国の20年について、個人的な経験を交えて、私なりに思うところを述べたいと思います。まず東南アジアについて述べますと、25年くらい前に、私は初めてこの地域と仕事で関わりました。1999年に外務省に入り、ASEAN担当課に配属されたときです。当時はアジア通貨危機の影響がまだ残っていた頃です。グローバル資本に攻撃をかけられて混乱に陥っ...
2024年9月2日
コラム
わたしたちの日常【#9】映画『グラン・トリノ』に見る米国の中のアジア

クリント・イーストウッドが監督・主演を務めた映画『グラン・トリノ』(2008年公開)は、同氏の代表作の一つで、ご覧になった方も多いと思います。主人公は、デトロイトにあるフォードの自動車工場で働いていたポーランド系米国人。従軍経験のある精悍な老人ですが、妻に先立たれ、子どもとも離れて独り身に。愛車のグラン・トリノと愛犬を心の支えに、数少ない...
2024年8月21日
コラム
わたしたちの日常【#8】インド映画とナショナリズム~『RRR』、『バーフバリ』、『ラガーン』

インド映画『RRR』が2022年に世界中で大ヒットしました。ご覧になった方も多いかと思います。私も公開後すぐに映画館に見に行き、大いに楽しみました。超高速ダンス「ナートゥ・ナートゥ」がアカデミー賞歌曲賞を獲りましたが、あの場面は、ロシアがウクライナに侵攻する前にキーウで撮影したと聞いて驚いたものです。
2024年8月7日
コラム
20周年記念コラム【#6】情報の戦国時代~20年で変わったもの、変わらないもの

インドネシアでは2月に大統領選が行われましたが、出馬したプラボウォ・スビアント国防相がソーシャルメディア上で軽快なダンスを披露し、ディズニーアニメのような自身のAIイメージキャラクターを駆使したことが話題を呼びました。スハルト権威主義体制下でエリート軍人だったプラボウォ氏のイメージは、「強い」「怖い」というものだったのですが、驚くべきこと...
2024年6月24日
調査レポート

2024年6月4日、インド総選挙の開票が行われた。与党連合は過半数の議席を確保したが、最大与党・インド人民党(BJP)は大幅に議席を減らし、モディ首相を首相候補に立てた2014年以降の選挙で初めて単独過半数を下回った。BJPの議席減少の主な要因は、雇用不足とインフレに対する有権者の不満にあったと考えられる。 6月9日、第3次モディ政権が...
2024年4月18日
調査レポート

2024年3月、ベトナムのボー・バン・トゥオン国家主席がベトナム共産党の規則違反を理由に突然辞任した。トゥオン氏の前任であるグエン・スアン・フック元国家主席も2023年1月に多数の政府高官が汚職に関わった責任を取って辞任しており、国家元首が2年連続で辞任する異例の事態となった。トゥオン氏が勤務した地方省市の幹部が収賄の容疑で相次ぎ逮捕され...
2023年5月16日
調査レポート
インドネシアの政治経済情勢:2024年大統領選に向けた動きが活発化

インドネシアでは2024年2月14日に大統領選と総選挙が予定されているが、ガンジャル中部ジャワ州知事、プラボウォ国防相、アニス前ジャカルタ特別州知事の3人が主要な大統領候補となっている。ガンジャル知事は各種世論調査では次期大統領候補としての支持率で首位を独走していたが、2023年4月に発表された世論調査結果では支持率を落とし、プラボウォ国...
2023年3月22日
調査レポート
インドの政治経済情勢:北東部3州での議会選挙、モディ3期目への道

インドでは、2023年2月に北東部の3州(トリプラ州、メガラヤ州、ナガランド州)で議会選挙が行われ、連邦与党であるインド人民党(BJP)が予想を上回る好成績を収めた。BJPは2022年に行われた州議会選挙でも、最大州のウッタル・プラデシュ州をはじめとする主要州で勝利している。2024年に連邦下院選挙が予定されているが、BJPが勝利し、モデ...
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『日経ヴェリタス』に、当社シニアアナリスト 鈴木 直美が寄稿しました。 - 2025年7月22日(火)
18:00~19:05、港区立産業振興センター主催『米国関税措置対策セミナー』で当社シニアアナリスト 浅野貴昭が講演しました。 - 2025年7月10日(木)
19:00~、NHK『NHKニュース7』に、当社チーフエコノミスト 本間 隆行へのインタビューが放映されました。 - 2025年7月10日(木)
『Forbes Japan』に、米州住友商事会社ワシントン事務所調査部長 渡辺 亮司のコメントが掲載されました。 - 2025年7月4日(金)
日本国際平和構築委員会『7月研究会』に、当社シニアアナリスト 足立 正彦がパネリストとして登壇しました。