デイリー・アップデート

2019年12月6日 (金)

[フィリピン] フィリピン統計庁(PSA)の発表によると、2019年11月の消費者物価指数(CPI)は10月時点の前年同月比0.8%上昇から加速し同1.3%上昇となった。タバコやアルコール類などが上昇したほか、住宅、水道、電気、ガス、医療関連サービスなども上昇した。また、クリスマス商戦で消費が刺激されていることも一因になったとみられる。輸入数量制限の撤廃で価格が低下し続けていたコメは、同9.7%低下から8.3%低下と下落幅が緩やかになった。今後数カ月、物価上昇が継続するとみられる。

[ブラジル] 10月の鉱工業生産は前月比0.8%増となり、拡大は3か月連続。前年比でも1.2%増。1月から10月の累計では前年比1.1%減だった。消費財及び中間財の生産は上昇傾向を継続している一方、資本財の生産は減少した。

[日本] 環状七号線の地下に長さ4.5キロメートル、直径12メートル、総貯水量54万立米の調整池が建設されている。頻発する神田川水系(神田川、善福寺川、妙正寺川)の洪水対策として平成20年3月に完成した。現在、さらに北側に向かって延長を計画中。現行施設は毎週火曜と木曜に見学を受け付けている。場所は丸ノ内線方南町駅から徒歩約10分。

[フランス] 12月5日、マクロン政権の年金改革に反対して全国で大規模ストライキが行われた。政府発表で80万人以上、組合発表で150万人がストライキに参加したという。この数は2010年の全国規模ストライキ以来最多であり、交通機関の運行に多大な影響を与えた。エールフランスは国内便の3割をキャンセルし、電車の9割が運休、パリ地下鉄の7割がストップした。公共交通機関の職員は9日までストライキを続けるため、運行状況は当面改善されないとみられる。

[インド] インド準備銀行(RBI)は12月5日の金融政策決定会合で政策金利を5.15%で据え置いた。インド経済は減速が続いているため、市場関係者の多くは6会合連続の利下げを予測していた。しかしRBIは政府の景気対策やこれまでの利下げの効果を見極めるとして、ひとまず様子見とした。RBIは足元で上昇傾向にある物価の動向を注視したいとも説明。10月のCPI上昇率は+4.62%とRBIのインフレ率の中期目標である+4%に達している。2019年度下半期の見通しは+4.7~5.1%とした。一方、2020年度上半期は+3.8~4.0%に落ち着くとみている。

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