韓/中

2020年09月09日

国際部

韓国紙によれば、サムスン電子とSKハイニックスが、9月15日から中国のファーウェイ(以下HW)向け電子部品(主にDRAMと見られる)の販売を中断する。これは、第三国の半導体企業でも米国製のソフトウエア・技術・設備を使用した製品の出荷には、米国の事前承認を必要とするという、本年8月17日付の米国のHWに対する追加制裁措置に基づくもの。証券会社の分析によると、2019年、サムスン電子の売上高のうちHW向けは3.2%、約6,600億円、SKハイニックスは同11.4%、約2,700億円と膨大な金額に上っている。

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