デイリー・アップデート

2023年12月20日 (水)

[米国/日本] 日本製鉄は12月18日に米製鉄大手USスティールの買収を発表したが、米議会からは党派を超えて同買収案件に対する反発が起こっている。有力共和党上院議員であるルビオ、ホーリー、バンスの3人は12月19日に連名書簡をイエレン米財務長官宛に送付し、イエレン氏が議長を務めて複数の省庁で構成される「対米外国投資委員会(CFIUS)」が米国の国家安全保障の観点から同買収案件の審査を開始するよう要求している。

[日本] 12月の「月例経済報告」で景気の基調判断は「このところ一部に足踏みもみられるが、緩やかに回復している」と11月同様の表現に据え置かれた。個別項目をみると、業況判断は「改善している」と、11月にあった「総じてみれば緩やかに」という枕詞が削除され、上方修正された。また、消費者物価は「このところ上昇テンポが緩やかになっている」と、11月の「上昇している」から下方修正された。

[中国] 先週から今週にかけて、ベンツが北京市で、BMWとIM Motors(智己汽車、上海汽車・アリババグループなどによる合弁会社)は上海市で、自動運転レベル3の路上テストに関する認可を取得したと発表した。これにより、これらの3社は、高速道路でテストを行うことが可能となった。その他複数の自動車OEMも同様に申請して認可を受けたはずであるが、まだ発表されていない。このように路上テストの認可を取得し、それを完了することは、レベル3自動運転車の実用化に向けた重要な条件になっている。

[ウクライナ] 12月19日、ゼレンスキー大統領は首都キーウで記者会見を開いた。「ロシアとの戦争がいつ終わるかは誰にも分からないが、ウクライナが回復力を維持すればより早期に勝利することができる」と述べた。米国でウクライナ支援予算の枯渇が迫る現状について、「米国は我々を裏切らないと確信している」と語り、支援継続に強い期待を示した。

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