米中東研究所 「2017年の中東」

2017年01月27日

住友商事グローバルリサーチ 国際部
広瀬 真司

中東・北アフリカ地域では、国内が紛争状態のシリア、リビア、イエメン、ISからのモスル奪還作戦が進行中のイラク、地域で覇権を拡大するイランやその他の国々においても、内政、経済、治安問題への対処に苦労しています。米国ワシントンDCを拠点とする独立系シンクタンクである中東研究所(Middle East Institute)から「2017年の中東(The Middle East in the Year Ahead)」と題するレポートが出ておりますので、同研究所による中東・北アフリカ諸国(15か国・地域)の2017年の課題と展望を以下に簡潔にご紹介します。

(リンク:http://www.mei.edu/content/article/special-briefing-middle-east-year-ahead

 

  1. アルジェリアー緊縮財政と社会騒乱
  2. エジプトー経済問題が緊急課題
  3. イランー再選に向けて問われるロウハニ政権1期目の実績
  4. イラクーモスル奪還作戦の重要性
  5. イスラエルールビコン川を渡るネタニヤフ首相
  6. レバノンー新大統領と新政権の政権運営能力
  7. リビアー和平への望み
  8. モロッコー連立政権の経済運営
  9. パレスチナーパラダイムシフトの可能性
  10. サウジアラビアー国内経済対策が引き続き重要に
  11. シリアー反政府勢力を抑えアサド政権主導で動く
  12. チュニジアー経済・治安で問題山積
  13. トルコーエルドアン大統領の強権化
  14. アラブ首長国連邦(UAE)―「寛大の年」に他国との関係を強化
  15. イエメンー紛争と人道危機は続く
  16. テロとの戦いー大幅な進展は期待できない

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以上

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