2016年2月18日 (木)
[小麦] エジプト農業省は、米国基準と同じ麦角菌含有量が0.05%以下であれば購入すると公式に発表。
[海洋の温暖化、酸性化] 人類の排出するCO2の26%は海洋に吸収され、海洋の温暖化と同時に酸性化も進行しており、海洋の生態系に深刻な影響が出始めている。
[西沙諸島] 中国が地対空ミサイルを配備。潜水艦や空母の母港のある海南島の守りを固めるためか、航行の自由作戦や米ASEANサミットを牽制する目的か。南シナ海の緊張を高める行為。
[ペルー] 大統領選挙の第1回投票が行われる4月10日まで1カ月半余りとなり、ケイコ・フジモリ人民勢力党党首が各種世論調査で優勢だが、6月初旬に予定される決選投票は不可避の情勢。
[インドネシア] 米・ASEAN首脳会議に出席するため訪米中のジョコ大統領は、TPPへの参加は早くても2~3年後になると述べた。
[トルコ] 軍の兵士を運ぶバスを狙った爆発事件が発生。少なくとも28人が死亡、61人が負傷。犯行声明は出ておらず、PKKやIS若しくはシリアのクルド系グループであるPYDの関与が疑われている。
[メキシコ] 中銀が50bp利上げと為替市場への介入方法を変更。通貨防衛へと動き出している。政府は財政引き締め。2015年は年2.5%ペースだったが鈍化へ。年13%程度で成長してきた銀行貸出も減速するだろう。
[マレーシア] 2015年12月の鉱工業生産指数は前年同月比2.7%増、2015年通年では同4.5%増となった。12月は製造業、特に電気電子製品が同8.6%増と牽引、鉱業は同▲1.5%だった。
[中国] ゴールドマンサックス証券は今年の中国経済に関し、賃金、雇用、消費は減少する懸念はあるがコントロール化にあるので問題はないとの見解を示した。今年の同社の見通しはGDP6.4%。
[産油国] S&Pがソブリン格付けを引き下げ。サウジ(A-)、オマーン(BBB-)、バーレーン(BB)は2段階格下げ、バーレーンは投資適格級喪失。カザフスタン(BBB-)、ブラジル(BB)は1段階格下げ・見通しNegative。
[米ジャンク債市場] Moody'sによると、米ジャンク債市場では今後5年で過去最大規模の9470億ドルの償還を控えているが、イールド上昇、原油価格のボラティリティ拡大、中国経済鈍化などで、一部発行体は借換えできないリスクが高まっている。
記事のご利用について:当記事は、住友商事グローバルリサーチ株式会社(以下、「当社」)が信頼できると判断した情報に基づいて作成しており、作成にあたっては細心の注意を払っておりますが、当社及び住友商事グループは、その情報の正確性、完全性、信頼性、安全性等において、いかなる保証もいたしません。当記事は、情報提供を目的として作成されたものであり、投資その他何らかの行動を勧誘するものではありません。また、当記事は筆者の見解に基づき作成されたものであり、当社及び住友商事グループの統一された見解ではありません。当記事の全部または一部を著作権法で認められる範囲を超えて無断で利用することはご遠慮ください。なお、当社は、予告なしに当記事の変更・削除等を行うことがあります。当サイト内の記事のご利用についての詳細は「サイトのご利用について」をご確認ください。
レポート・コラム
SCGRランキング
- 2025年4月30日(水)
『日本経済新聞(夕刊)』に、米州住友商事会社ワシントン事務所長 吉村 亮太が寄稿しました。 - 2025年4月28日(月)
15:40~、日経CNBC『昼エクスプレス』に、当社チーフエコノミスト 本間 隆行が出演しました。 - 2025年4月22日(火)
ラジオNIKKEI第1『マーケット・トレンドDX』に、当社チーフエコノミスト 本間 隆行が出演しました。 - 2025年4月21日(月)
『時事通信』に、当社チーフエコノミスト 本間 隆行が寄稿しました。 - 2025年4月19日(土)
『毎日新聞』に、当社チーフエコノミスト 本間 隆行のコメントが掲載されました。