2021年11月24日 (水)
[ロシア] 11月22日、先端産業育成を目的にしたロシア政府系の投資ファンドRosnanoは過剰な債務を負っていることから、債務不履行に陥る可能性があると報道されたため、ロシア株式市場や通貨ルーブルが下落した。また、市場ではウクライナ情勢に対する懸念が根強く、ロシアがウクライナとの国境沿いで再び軍備を増強しているとの報道もあった。
[米国] 11月24日、バイデン政権は日、英、印、韓、中の5カ国と協調しつつ戦略石油備蓄(SPR)の一部放出を決定。米国内でもガソリン等のエネルギー価格が上昇する中、バイデン政権に対してエネルギー価格引き下げを求める政治圧力が高まっていた。今月17日にはバイデン大統領は連邦取引委員会(FTC)のカーン委員長に対し石油会社が不正に石油価格を引き上げていないか調査するよう書簡を送付しており、エネルギー価格上昇に相次いで対応している。
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