デイリー・アップデート

2020年2月3日 (月)

[中国] 2月2日、中国人民銀行は、春節明けの3日に金融市場の取引が再開する際、公開市場操作で1兆2,000億元(約19兆円)を市場に資金供給すると発表。これにより、2018年の春節明けの水準より資金供給量は9,000億元(約14兆円)増加することになる。資金の流動性を確保し、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う金融市場や経済への悪影響を抑える構え。また、今回のオペは、株式・人民元相場の下落抑制の意図もあるとみられる。中国本土市場が再開するより一足早く1月29日に再開した香港株式市場では株価が3日間続落した。

[チリ] 中銀は政策金利を1.75%で据え置くことを決定。2019年10月以降同水準で据え置かれている。月次経済指標は同年10月及び11月にデモの影響で成長率が3.4%押し下げられた事を示唆していた。インフレ率は第3四半期までの平均+2.1%から加速したものの、中銀目標の+3%は下回る+2.7%という水準に留まった。

[ロシア] 暖冬の影響で国内における冬穀物の収穫が順調だ。政府は今年度の穀物生産が前年比2%増の1億2,530万トンに達すると予測している。輸出量は前年並みの4,500万トンを見込む。世界の穀物市場でロシアの存在感が増すなか、穀物輸出の拡大の可否がロシア経済の浮沈のカギを握る。

[インド] 2月1日、インド財務省が2020年度(2020年4月-2021年3月)の予算案を発表した。歳出総額は前年度比+13%の30兆4,200億ルピー(約45兆円)。農業とインフラ整備が重視されている。個人向けの所得減税、配当課税の廃止が含まれる。財政赤字(対GDP比)は2020年度で3.5%、2021年度で3.8%。

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