濱嵜 隆吏|アナリスト

所属:国際部
研究・専門分野:欧州

【略歴】

東京大学法学部卒業。
ドイツ・テュービンゲン大学にて修士号(欧州政治学)取得。
2016年4月に外務省入省後、欧州局中・東欧課、在ドイツ日本国大使館、総合外交政策局国連政策課等での勤務を経て、
2025年11月住友商事グローバルリサーチ入社。

サイト内記事

2026年7月29日

コラム

欧州今昔物語

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2026年5月24日。欧州出張の最終日、用務を終えて宿舎へ向かう我々を、季節はずれの、30度に迫る熱気が押し包んでいた。5月のブリュッセルといえば、上着が手放せない肌寒い日も珍しくないはずである。しかしながら、冷房のないバスの車内はもはやサウナで、外は重い熱風が肌を撫でていく。異常気象と言ってしまえばそれまでだが、私にはこの暑くて重い空気...

2026年7月22日

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英国バーナム新政権の政策展望

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2026年7月17日、Andy Burnham氏は英国労働党党首に無投票で選出され、同月20日にスターマー前首相と交代して首相に就任した。2016年のブレグジット国民投票以降10年間で7人目の英国首相となるバーナム首相は、2015年党首選以来三度目の挑戦で首相職に就き、元グレーター・マンチェスター市長として「忘れられた場所の人々に希望を取...

2026年5月15日

調査レポート

日欧関係強化の戦略的意義

2026年、日欧協力の強化はかつてないほど緊急の課題となっている。現在進行中のイラン情勢とそれに伴う連鎖的なエネルギー危機、米欧間の摩擦、重要鉱物サプライチェーンに対する中国の支配力強化、そして欧州とインド太平洋地域の安全保障の不可分性など、複数の不安定要因が重なり合い、戦略的な転換点を生み出している。そのような中、2026年1月から4月にかけて欧州首脳が相次いで訪日し、一連の首脳会談や...

2025年12月10日

コラム

ハロウィンと魔女、そして冷戦の残影──ブロッケン山から見たドイツ社会

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今年(2025年)のハロウィンの日、私はドイツのハルツ地方にいた。ここは古くから魔女伝説で知られ、ブロッケン山はその象徴的な存在だ。ハロウィン、魔女、そしてブロッケン山─この3つのキーワードを手がかりに、歴史と現代社会を少し覗いてみたい。