デイリー・アップデート

2019年2月12日 (火)

[EU] 2月11日に欧州委員会は、カンボジアから輸入する際の関税優遇措置停止を視野に入れた監視強化のためのプロセスを開始したと発表。今後1年以内に停止の是非を決定する見込み。停止は事実上の経済制裁を意味するが、度重なるカンボジア政権の野党弾圧に抗議するため、モゲリーニ外交安全保障上級代表は”決定的な行動”が必要とコメントした。

[タイ] 2月8日、タイのタクシン元首相派の国家維持党が3月24日に予定される総選挙に向けて現国王の姉にあたるウボンラット王女を次期首相候補とする届出を選挙管理委員会に提出したが、同日夜、国王は「極めて不適切」とする声明を発表。9日、国家維持党は届出を取り下げると発表。11日、選挙管理委員会は届け出のあった各党の次期首相候補を公表し、同王女の立候補資格は認めなかった。

[英国] 2018年10-12月期のGDP成長率は前期比+0.2%となり、7-9月期の+0.6%から減速した。特に企業の設備投資が同▲1.4%と、4四半期連続減となるなど、企業マインドの悪化がうかがえる。米中貿易戦争や世界的な景気減速への懸念の高まりに加えて、Brexit交渉を巡る不確実性の影響も大きい。また、2018年通年では、前年比+1.4%成長であり、これは6年ぶりの低水準となった。

[メキシコ] 中銀は政策金利を現行水準で据え置いた。2015年11月から2018年末までの段階的な利上げで政策金利は3%から8.25%まで上昇。前年比のインフレ率は2017年1月以降中銀目標レンジの上限を超過して推移。インフレ率の中銀目標は3%±1%だが、2019年1月末時点で4.3%。前月比のインフレ率は減速してきており、1月は0.09%。飲食費の上昇をエネルギー関連費の下落が相殺した。

[ロシア] 政府はプーチン大統領の命令に基づき、2024年までの内政目標となる「優先的国家プロジェクトのリスト」をまとめた。向こう6年間で道路建設やインフラ整備、環境保護などに25.7兆ルーブル(約43兆円)を投入すると発表した。この内政目標に沿って連邦予算が優先的に配分されることになっている。

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