デイリー・アップデート

2020年11月24日 (火)

[フィリピン/インドネシア/タイ] 11月19日、フィリピン中央銀行は政策金利を2.25%から過去最低の2.00%に引き下げると発表。利下げは3会合ぶり。コロナ禍の影響や複数の台風上陸で経済回復への懸念が強まったため。インドネシア中央銀行は同19日、政策金利を4.00%から3.75%に引き下げると発表。引き下げは7月以来で、同金利は最低記録を更新。ルピア相場の安定により、利下げ余地が生じたとみられる。タイ中銀は同18日に政策金利を0.5%に据え置くと決定済み。

[EU] 12月のEU首脳会合では、東地中海問題に関する対トルコ関係について何らかの判断を行うとみられているが、現在EUとトルコ間で緊張が高まっている。11月22日から23日にかけて、ドイツ軍がリビア行きのトルコ貨物船に立ち入り検査を行ったことに対し、トルコは国際法違反と抗議。一方、ドイツ側は武器を輸送していた疑惑があるとしているが、禁制品は発見できなかったとされる。

[米/中] バイデン次期政権の国務長官としてアントニー・ブリンケン氏が指名される見込みとなったことに対し、中国の外交研究者らは肯定的な見方を示している。「ブリンケン氏が中国を『テクノ・オートクラシー』と呼んでいることは知っているものの、同氏は穏健的で実務的な人物であり、米中関係の安定化のために協力が可能かもしれない」という見方を示している。

[サウジアラビア/イスラエル] イスラエル紙によると、11月22日、イスラエルのネタニヤフ首相とコーエン・モサド長官は、サウジが紅海沿岸に建設中の産業都市NEOMへ飛び、サウジのムハンマド皇太子(MbS)と国交正常化や対イラン政策について話し合ったという。同日には、ポンペオ米国務長官もNEOMを訪問しMbSとの会談を行っている。イスラエル首相府や米政府はネタニヤフ首相のサウジ訪問に関しノーコメントとし、サウジ外相も同訪問の事実を否定しているが、イスラエルの教育相や別のサウジ高官は会談を認める発言をしている。

[米国] バイデン次期大統領は国務長官、国土安全保障長官、米国国家情報長官(DNI)、国連大使、気候変動担当大統領特使、国家安全保障問題担当大統領補佐官といった外交・安保関連の人事を発表した。オバマ政権当時に外交・安保担当の高官ポストを歴任した腹心を登用するとともに女性やマイノリティを起用し、多様性を反映した布陣となっているのが特徴。

[ロシア] 11月18日から19日にかけ、ロシア極東のウラジオストクでは、みぞれと強風が吹き荒れ、路面凍結によるスリップ事故や、電柱の倒壊や倒木が発生するなどの被害が出ている。また、ウラジオストク市内や沿海地域では、一部で停電が続いている。

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