デイリー・アップデート

2022年1月26日 (水)

[ロシア/中国] 1月25日付ロイターによれば、ロシア経済発展省は、アジアインフラ投資銀行(AIIB)に、ロシア国内の5つのプロジェクト(約120億ドル相当)への融資への参画を提案した。5つのプロジェクトのうち最大のものは、中国からヨーロッパにつながる高速道路のロシア国内通過部分であり、その費用は約100億ドルと見積もられている。ロシア国営の対外経済銀行(VEB)とユーラシア開発銀行(EDB)がすでに参加の意向を示しており、同省は追加融資先を探していると報じている。

[ウクライナ] 1月25日、バイデン政権高官2人が記者向けバックグラウンド・ブリーフィングを電話で行い、ロシアがウクライナに侵攻した場合、米国製のハイテク製品の対ロ禁輸措置や金融制裁を発動する方針を表明した。さらに、ロシアが西側諸国による制裁措置の報復として、同国産天然ガス・原油等のエネルギーを兵器として利用した場合に備え、欧州の代替エネルギー確保に向けて欧州の同盟国等とも協議を行っている状況についても説明した。

[ドイツ] Ifo経済研究所が発表した1月の業況指数(2015年=100)は95.7となり、2021年12月の94.8から上昇した。上昇は7か月ぶり。内訳をみると、現状指数が96.1と前月から▲0.8pt低下した一方で、期待指数が95.2と+2.5pt上昇しており、期待先行の回復といえる。これは、足元にかけて供給網の目詰まりなどが緩和し、工業生産が持ち直していることなどを反映している。こうした状況を踏まえてIfoは、「ドイツ経済がかすかな希望の光とともに新年を迎えた」とまとめている。

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