デイリー・アップデート

2016年12月19日 (月)

[中国] 米FOMCでの利上げ決定翌日、中国国債市場では利回り急騰で5年・10年中国国債の先物取引が初の一時停止に。12月に入り起債を延期した企業は既に46社(500億元)、起債環境が悪化。

[ロシア] 国内の著名な反政府活動家アレクセイ・ナワリヌイ氏(40)は2018年に予定されているロシア大統領選に立候補を表明した。反汚職、政治や司法制度の改革を公約に挙げた。

[スイス] 議会で移民に関する法律が成立。移民制限ではなく自国民の雇用優先の方向。これによりEU単一市場へのアクセスを維持。EUはスイスの最大の貿易相手であり120の貿易協定を結んでいる。

[中国] 中央経済工作会議が14~16日開催され、17年もマクロ経済運営の全体的な基調として、経済や社会の安定の維持を前提としつつ経済・改革・民政改善面で新たな成果を求めて行くことが発表された。

[フィリピン] ドゥテルテ大統領は12日と17日、ダバオ市長時代に3人を射殺したと発言。米国は懸念を表明し貧困削減のための援助を延期する旨表明。

[シンガポール] 2011年以降カジノの観光収入は増加傾向にあったが、2016年第2四半期には減少しショッピングや宿泊からの収入が上回るようになった。

[インドネシア] 11月の新車販売台数は前年同月比15.2%増の10万125台、2016年の累計は同3.7%増の97万4,972台。中銀は15日に政策金利を4.75%で据え置いた。11月の貿易黒字は8億3,780万米ドル。

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