デイリー・アップデート

2016年12月20日 (火)

[ドイツ] ベルリンでトラックによる襲撃事件。ポーランド人容疑者1人は死亡、1人は身柄を確保。極右政党AfDはメルケル首相の移民・難民政策を批判するが、難民受け入れはドイツ憲法で規定されている。

[中国、ノルウェー] 両国の関係は、劉暁波氏へのノーベル平和賞授与(2010年)以来悪化していたが、19日、両国は関係正常化に合意、声明を発表。ノルウェー外務省は、FTA交渉の再開を公表。

[メキシコ] 大手金融機関Citibanamexがトランプ米政権の発足で2017年の対メキシコ外国直接投資(FDI)が従来の358億ドルから250億ドルへ大幅に減少すると予測した調査レポートを公表。

[ミャンマー] 19日、ヤンゴンでロヒンギャの人権侵害問題を協議するためASEAN外相会議が開催。マレーシアは支援とその調査のためASEANによるミャンマーへの介入を主張。

[エジプト] 世銀グループの国際金融公社(IFC)は3年間で20億ドルのエジプト民間企業への投融資を決定。投融資先はテクノロジー関連企業のスタートアップへ投資するアルジェブラベンチャーなど。

[フィリピン] 世銀が2016年のGDP成長率予想を6.8%に上方修正。第3四半期の経常黒字は前年同期比1%増。9月末の対外債務残高は同1.3%増。

[BP] 石油メジャーBPは、アブダビ国営会社保有の陸上油田の権益10%を24億ドルで取得、また米Kosmos Energyからモーリタニア(62%)・セネガル(33%)の沖合ガス田権益を10億ドルで取得。

[ブラジル] 肥料大手Mosaicは、ブラジル資源大手Valeから肥料部門を買収することで合意。Valeは現金12.5億ドルとMosaicの株式4230万株(Mosaicの発行済株式の11%に相当)を受け取る。

[ロシア・トルコ] トルコの首都アンカラで写真展に参加していた駐トルコ・ロシア大使が銃撃され、死亡した。犯人の男は現職の警察官で、ロシアがシリアで行っている軍事作戦に対する報復であった可能性がある。

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