デイリー・アップデート

2016年12月9日 (金)

[ニュージーランド] ジョン・キー首相の後任にビル・イングリッシュ副首相兼財務相の就任が確実となった。12月12日、新首相となる国民党党首に正式に選出される予定。

[リビア] ハフタル将軍が今年2回目のロシア訪問。ラブロフ外相、ショイグ国防相と会談し、東部政府への軍事支援を依頼した模様。トランプはロシアと協調してハフタル派を支援する。

[EU] 8日のECB理事会は、来年3月末までとされた現在月額800億ユーロの資産買い入れプログラムを2017年12月末まで延期し来年4月から月額600億ユーロに縮小することを決定。

[ロシア] ロシア政府は、国営石油会社ロスネフチの持ち分19.5%をカタール政府系ファンド(QIA)とスイス資源商社Glencoreに売却すると発表。売却額は105億ユーロ。

[インド] インドは小麦の輸入関税を即時撤廃することを発表。国内小麦需給逼迫で。

[フランス] バルス首相が辞任。来年1月に行われる社会党大統領選予備選挙に出馬を表明。ユダヤ人コミュニティの支持が強い。仏大統領選は4月/5月。ルペン国民戦線党首の支持拡大が懸念。

[日中] 中国商務部は、中国の輸出品に対する反ダンピング関税査定における代替国制度は2016年12月11日に自動失効すると主張しているが、8日、EU、米に続き、日本も中国のWTOにおける市場経済国の地位を認めないと表明。

[米国] トランプ次期大統領は次期国土安全保障長官にジョン・ケリー元南方軍司令官を指名したが、退役軍人で3人目の登用となり、退役軍人偏重の人事に一部から懸念も表明。

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