デイリー・アップデート

2019年5月14日 (火)

[UAE] 5月12日、ホルムズ海峡入り口付近に位置するUAE構成国、フジャイラ首長国の沖合い海域において、4隻の船舶が何らかの妨害行為を受けたという。4隻のうち2隻はサウジアラビアの石油タンカーで、残り2隻はノルウェーとUAEの船舶。ホルムズ海峡は世界の原油海上輸送の3割が通る要衝であり、先週米国がイランの脅威に備えて空母「リンカーン」や爆撃機団の派遣を決めたため、イランとの緊張が高まっている。同妨害行為による犠牲者や原油の流出などは無かった模様。

[日本] 2018年度の経常収支は19兆4144億円の黒字で、比較可能な1996年度以降23年連続の黒字となった。内訳をみると、貿易黒字が7068億円と前年度から減少した一方で、第一次所得収支黒字が21兆652億円と前年度から増加していた。また、サービス収支の赤字額は6378億円だったが、そのうち旅行収支は2兆4890億円の黒字、知的財産権等使用料収支は2兆5773億円の黒字だった。

[ブラジル] 中銀はインフレ率が目標帯域内であり、一方で経済成長が低迷している事から、利上げの必要は無いとして、政策金利を現行水準の6.5%で据え置いた。中銀は2018年第4四半期に見られた経済活動の減速が2019年第1四半期にも継続していると指摘し、回復には時間がかかるという見通しを示した。

[台湾] 台湾税関によると2018年9~12月の間、国内で5件の「原産地偽装」事件が発生、全て中国本土で生産された製品を台湾製と偽って表示・申告したものであった。品目は、プロジェクタのライトモジュール、プラスチックフィルム、自転車など。今年はこれまでのところ同様事案の発生はないが、政府は工具、(電動補助)自転車などを台湾の自由貿易区に輸入し、加工後再輸出する際には輸出許可証の申請を義務付け、産地偽装の罰金を現状の10倍とする貿易法の改正案を国会に提出するなどの対応を行っている。

[フィリピン] 5月13日、統一国政・地方選挙(中間選挙)の投票が実施された。特に影響力の大きい上院(定数24の半数12議席が改選)の結果が注目されていたが、選挙管理委員会の非公式集計によると、ドゥテルテ大統領を支持する候補者が数多く当選し、反対派が落選した。上院の反対派は6人から4人に減少。ドゥテルテ大統領の議会での基盤はさらに強化されることになる。

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