デイリー・アップデート

2018年3月22日 (木)

[イラク] 3月19日より、クルド自治区内2空港の国際便就航が再開した。規定45か国からの外国人は暫定的に、就航停止以前と同様、空港でのビザ入手が可能とのこと。今後のビザ取り扱い詳細は4月以降に話し合われる予定。

[米国] トランプ政権は、3月22日に対中経済措置を公表する予定。中国の知財の取り扱いに対する報復関税のみならず、国営企業による対米投資活動などについても制限が加えられる見込み。

[ペルー] 3月21日、クチンスキ大統領が辞任を表明。22日に投票が予定されていた罷免決議が可決される公算となり、辞任を決断したと見られている。23日にビスカラ第1副大統領が新大統領に就任する予定。

[FOMC] 米FRBは3月21日まで開催したFOMCでFF金利の誘導目標を25bps引き上げ1.50-1.75%とすることを決定。今年あと2回利上げの意向。経済見通しは強まったとして2019-20年の金利見通しを上方修正。

[中国] 国有複合企業CITIC(中国中信集団)が、民間エネルギー企業CEFC(中国華信能源)の株式取得に向け交渉に入ったとFTが報道。ただし、米国の対ロ制裁がRosneftのセチンCEOに広がる懸念があるなか、CEFCのRosneft株取得計画が足かせになっているという。

[日ロ外相会談] 3月21日河野外相は、都内でロシアのラブロフ外相と会談し、5月下旬に予定される安倍首相のロシア訪問に向け、緊密に協議を進めることで一致した。

[日朝] 共同通信は、日本政府が日朝首脳会談開催の希望を北朝鮮に伝達したと報道。韓国紙は、日本が制裁の圧力を高めてきたこと、拉致問題を解決済みとする北の立場から開催を困難視。

[ミャンマー] 3月21日、ティン・チョー大統領が辞任。健康上の理由とみられる。後任は7日以内に選出される予定。それまではミン・スエ副大統領が大統領の代行を務める。

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