デイリー・アップデート

2019年5月27日 (月)

[コロンビア] 5月23日、ペソは再度売り圧力に晒され、米ドルに対し4月半ばから約7%下落している。経常赤字は2017年の対GDP比3%から2018年には同4%まで拡大している。中銀はこれまで通貨安回避のための介入はめったに行っていないが、2015~2016年のように通貨安が急激なインフレにつながった際には利上げを行って来た。

[中国] 5月24日、中国人民銀行と銀行保険監督管理委員会は、内蒙古自治区の地銀である包商銀行の経営を接収したと発表した。接収期間は1年間、日常業務は建設銀行が受託する。預金者の預金や財テク契約などは現状のまま保証される。当局は、接収の理由について「包商銀行に重大な信用リスクが発生したことから、預金者・顧客の合法的な権益を守るため」と説明。2017年以降、同行の業績は急速に悪化し、2017・18年の財務報告は未提出のままとなっている。

[中国/メキシコ] 今年に入り特に多くの中国系製造企業がメキシコに拠点を移し始めている。その背景は主に2点。1点目は米中貿易戦争が過熱する中、米国による新たな対中関税措置を回避するため。2点目は、最近の中国経済の減速に伴い生産・販売拠点を中国からメキシコに移しているため。報道によると、今年初めからすでに少なくとも4社の中国系企業が米国との国境にある都市・ティフアナに進出している。

[日本] 5月の『月例経済報告』では、「輸出や生産の弱さが続いているものの、緩やかに回復している」との基調判断になった。2か月ぶりの下方修正も、「回復」は維持。生産、輸出、設備投資について下方修正した一方、公共投資については上方修正した。5月に発表された3月分の『景気動向指数』の判断が6年2か月ぶりに下方修正されたこともあり、市場では基調判断のゆくえが注目を集めていた。

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