デイリー・アップデート

2020年2月10日 (月)

[ペルー] 1月の全国のインフレ率は前月比0.05%増、前年比1.87%増。文化サービス、教育、その他サービスの分野での小さな価格上昇が全体のインフレ率をわずかに加速させた。飲食品や健康の分野でも価格上昇は見られたが、交通や通信の分野での価格下落で相殺された。

[タイ] 2月8日、東北部のナコンラチャシマ県で陸軍兵士の男が銃を乱射する事件が発生。上官の住宅を襲撃して射殺したあと、市街地で銃を乱射し、週末でにぎわっていたショッピングモールに立てこもった。男は翌9日朝、治安部隊との銃撃戦の末、射殺された。これまでに29人が死亡、58人が負傷した。プラユット首相は9日午後、現地で会見を開き、男の動機について「不動産の売買をめぐって金銭トラブルを抱えていたようだ」と説明。現役の兵士による銃乱射事件は極めて異例。タイ国内では衝撃が広がっている。

[中国] 2月10日、国家統計局は、1月の消費者物価指数(CPI)、卸売物価指数(PPI)を発表。CPIは前年同月比+5.4%と2011年10月の+5.5%以来、8年3カ月ぶりの高水準となった。春節により需要が増加し、新型肺炎により輸送が滞り供給が鈍化し、上昇ペースが加速した。2019年夏以降のアフリカ豚熱(ASF)発生の影響、および春節前の需要増により、豚肉は前年同月比+116%。PPIは前年同月比+0.1%で、石油・天然ガス価格の上昇が主因だった。

[米国] 米労働省の1月の雇用統計によると、非農業部門雇用者数は前月から+22.5万人、3か月移動平均で+21.1万人となった。失業率は3.6%と約半世紀ぶりの低水準を維持。これより雇用環境は底堅いといえる。また、平均時給は前年同月比+3.1%と18か月連続で3%台を維持。懸念された時給の低下は回避された。一方、製造業の雇用者数は前月比▲1.2万人と、2か月連続で減少するなど、昨年2月以降減速感が強まっており、雇用環境に変調の兆しがうかがえる。

記事のご利用について:当記事は、住友商事グローバルリサーチ株式会社(以下、「当社」)が信頼できると判断した情報に基づいて作成しており、作成にあたっては細心の注意を払っておりますが、当社及び住友商事グループは、その情報の正確性、完全性、信頼性、安全性等において、いかなる保証もいたしません。当記事は、情報提供を目的として作成されたものであり、投資その他何らかの行動を勧誘するものではありません。また、当記事は筆者の見解に基づき作成されたものであり、当社及び住友商事グループの統一された見解ではありません。当記事の全部または一部を著作権法で認められる範囲を超えて無断で利用することはご遠慮ください。なお、当社は、予告なしに当記事の変更・削除等を行うことがあります。当サイト内の記事のご利用についての詳細は「サイトのご利用について」をご確認ください。

12人が「いいね!」と言っています。
<  2020年2月  
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29