デイリー・アップデート

2021年7月20日 (火)

[中国] 世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は、7月16日に開催された加盟国との非公開会合で、新型コロナウイルスの起源に関する次の調査計画について説明し、その中で、最初にクラスターが確認された武漢の華南海鮮卸売市場やその周辺の動物を扱う市場を調査対象に含めると説明した。また、今年3月に中国で行った調査の課題の一つとして、感染拡大初期の生データへのアクセスを挙げた。中国外交部報道官は同提案の受け入れには否定的な姿勢を見せている。

[イラク] 7月19日、イラクの首都バグダッドの東部サドルシティーの市場で爆発が起き、少なくとも35人が死亡、60人以上が負傷した。事件後に、イスラム国(IS)が自爆テロを実行した旨の犯行声明を出している。イスラム教の大祭である犠牲祭を翌日に控え、市場は買い物客で混雑していた。同地区で大規模なテロ事件が発生するのは今年に入って3度目。2017年にIS駆逐が宣言されたが、いまだにテロ事件は続いており、ISによる脅威は衰えていない。

[米/中] 今年3月にマイクロソフトの企業向け電子メールソフトExchangeのServerがサイバー攻撃の標的となり、世界各地で少なくとも合計3万の組織で被害が報告されたサイバー攻撃について、中国の情報機関である国家安全省(MSS)につながるハッカー集団が関与した可能性が高いとバイデン政権は7月19日に発表、NATO・EU・日本等の支持も得ているとして中国政府を批判した。サイバー攻撃を巡っても米中の対立がさらに深まることが確実な情勢。

[日本/アセアン] 7月19日、日本の農林水産省は東南アジア各国と、持続可能な農業生産や食料供給体制の構築に向けて協力関係を進化させていくことなどを確認する共同文書に合意した。農業分野の技術革新に向けた民間部門の投資促進を進めていく。同文書に関する合意会合(テレビ形式)には、日本、カンボジア、ラオス、フィリピン、シンガポール、ベトナムが出席した。

[日本] 総務省によると、6月の消費者物価指数(生鮮食品を除く総合)は前年同月比+0.2%となり、2か月連続でプラスとなった。また、消費者物価指数(総合)も+0.2%とプラスに転じた。ガソリンや灯油などの価格が上昇する一方で、電気代や通信料(携帯電話)が低下していた。欧米に比べると、緩やかな上昇ペースにとどまっている。

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