デイリー・アップデート

2021年9月2日 (木)

[ASEAN] 9月1日、英市場調査会社IHSマークイットが発表したASEANの8月の製造業購買担当者景気指数(製造業PMI)は、前月の44.6よりも悪化し44.5だった。各国での新型コロナウイルス感染拡大の影響で生産と新規受注が大幅に落ち込んだ。景況改善・悪化の節目となる50を超えた国は皆無だった。国別では、インドネシアが43.7(前月40.1)、タイが48.3(同48.7)、フィリピンが46.4(同50.4)、シンガポールが44.3(同56.3)、マレーシアが43.4(同40.1)、ベトナムが40.2(同45.1)、ミャンマーが36.5(同33.5)。

[米国] 米供給管理協会(ISM)が発表した製造業景気指数(PMI)は8月に59.9となり、7月の59.5から上昇した。市場では低下を見込んでいただけに予想外の上昇だった。受注が増加しており、需要に供給が追い付かいない状況が続いている。半導体など部材の不足、物流網の停滞、人手不足などが、引き続き生産活動の制約になっているため。特定の商品価格の上昇などもあって原材料価格圧力も継続しているものの、足元にかけてはピークアウトする兆しも見られている。

[豪州] 9月1日、政府は、2021年4-6月期の実質GDP成長率が前期比+0.7%、前年同期比+9.6%だったと発表した。前期(前期比+1.9%に上方修正)からプラス成長が続いており、年初からの力強い回復の継続を示した。主に個人消費と政府支出が牽引した。ただし、次の7-9月期はロックダウンの影響で大幅なマイナス成長が予想されている。

[米国/ウクライナ] 9月1日、バイデン大統領は、ウクライナのゼレンスキー大統領をホワイトハウスに迎えて首脳会談を実施、米ウクライナ戦略的パートナーシップ共同声明を発表した。ウクライナがロシアからの侵攻の脅威に直面する中で、米国はウクライナの主権及び領土保全に対する強固な支持を表明し、全面的に同国を支援していくと述べ、ウクライナに対して総額6,000万ドル規模の新たな安全保障支援策を実施することを発表した。

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