2016年9月6日 (火)
[ドイツ] メルケル首相の地元の州議会選挙で新興右派「ドイツのための選択肢」が第2党に躍進。社会民主党は第1党を維持したが首相率いるキリスト教民主同盟は3位に転落。反移民感情の高まりが背景。
[韓国] 海運最大手の韓進海運が韓・米で破産申請、既に傭船料の支払請求訴訟や港湾利用料未払いに伴う国内外港湾での足止め/入港・荷役拒否等のトラブルが表面化。政府はタスクフォースを結成。
[米国] コロラド州で今年11月に住民投票にかけることを目指した環境保護派推進の水圧破砕掘削法規制案に十分な署名が集まらず、同州での原油・天然ガス開発重視姿勢が鮮明となる。
[フィリピン] オバマ大統領が9月6日に予定されていたドゥテルテ大統領との会談をキャンセル。ドゥテルテ大統領は前日に薬物犯罪対策についてオバマ大統領を激しく非難していた。
[モロッコ] モロッコが領有権を主張する西サハラを巡って、モーリタニアとの国境沿いにモロッコ政府が治安部隊を派遣する等、両政府の間で緊張関係が生まれている。
[G20首脳会議] マクロ経済政策の協調と保護貿易主義への反対が必要との立場でおおむね一致したが、グローバル化や自由貿易などに関し具体策は見いだせない結果となった。
[インドネシア] 8月の消費者信頼感指数は二か月連続の上昇となる100.3。中銀副総裁は今年の経済成長率の見通しは5.1%以下になると発言。補正予算による支出削減に産業界が懸念表明。
[ベネズエラ] 米国石油開発サービス会社シュランベルジェがべネズエラ事業の縮小に着手し2000人規模の人員削減を行っているとロイターが報道。ベネズエラの石油生産の減退が加速することが懸念される。
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