デイリー・アップデート

2017年5月11日 (木)

[米ロ関係] トランプ大統領は10日、ワシントンでラブロフ・ロシア外相と就任後初めて会談し、両国の関係改善に意欲を示した。トランプ・プーチン両大統領は7月、G20サミットの場を利用し、初の会談を行う予定。

[日中] 静岡県牧之原市が推進中の同市中小企業と中国の資金を組み合わせ共同で国際市場を開拓する”Made in Japan by China”構想を、「一帯一路」構想を日本まで延伸するものだとして、財新網が紹介した。

[ベトナム] 党政治局員でホーチミン市党委員会書記であるディン・ラ・タン氏が5月7日および10日にそれぞれの職を解任された。国営石油会社会長の職にあったときの不適切な経営が理由とされる。

[アルジェリア] 先週、国民議会選挙が実施され連立与党が過半数を獲得したものの、国民の関心は低く投票率は38%に留まった。原油安による財政の悪化で緊縮策が続いている。

[米国] 米国に多額の投資をした外国人に永住権を与えるビザ(査証)「EB─5」の2016年度承認件数7600件強の約8割が中国人投資家。投資対象は主に不動産開発案件で、製造業案件は少ない。

[サウジ] 減産実施以降、需要が伸びるアジア向け輸出量は維持してきたサウジだが、6月の供給分について、少なくとも2社のアジア製油所に対し削減通知をしたことが明らかとなった。

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