デイリー・アップデート

2017年5月18日 (木)

[ロシア] 連邦統計局が17日発表した1-3月期の実質GDP成長率速報値は前年同期比0.5%増。ロシア経済は2016年第4四半期に0.3%拡大し、7四半期続いたマイナス成長から脱した。

[フランス] 17日にフィリップ内閣が始動。共和党のフィリップ首相や、社会党ルドリアン氏の外務大臣就任、環境活動家のニコラ・ユロ氏のエコロジー大臣就任とバランスのとれた政権運営を目指す。

[中国] 全人代常務委員会は「国家情報法(草案)」のパブコメ募集を開始した。これまで情報機関が強制的に行ってきた行為(例:個人情報の取得など)に法的裏付けを与えるイメージ。

[核合意] トランプ大統領は、対イラン制裁停止措置を更新する署名を行った。トランプ大統領は、選挙キャンペーン中から合意の破棄を主張しており、懸念が示されていた。

[シンガポール] 4月の輸出額(石油と再輸出は除く)は136億8,950万シンガポールドルで前年同月比0.7%減。医薬品の不振が全体を押し下げた。

[市況] 米FBI長官解任に端を発した「ロシアゲート」疑惑が一層深まり、米国市場ではボラティリティ急上昇、ポジション巻き戻しの動き加速。米国外では政治経済への不安が後退しておりパニック緩和に幾分寄与。

記事のご利用について:当記事は、住友商事グローバルリサーチ株式会社(以下、「当社」)が信頼できると判断した情報に基づいて作成しており、作成にあたっては細心の注意を払っておりますが、当社及び住友商事グループは、その情報の正確性、完全性、信頼性、安全性等において、いかなる保証もいたしません。当記事は、情報提供を目的として作成されたものであり、投資その他何らかの行動を勧誘するものではありません。また、当記事は筆者の見解に基づき作成されたものであり、当社及び住友商事グループの統一された見解ではありません。当記事の全部または一部を著作権法で認められる範囲を超えて無断で利用することはご遠慮ください。なお、当社は、予告なしに当記事の変更・削除等を行うことがあります。当サイト内の記事のご利用についての詳細は「サイトのご利用について」をご確認ください。

17人が「いいね!」と言っています。