デイリー・アップデート

2017年5月30日 (火)

[南ア] 与党ANCの幹部会議でズマ大統領に対する議会での不信任案動議に反対することを決定。無記名式投票でも同様。政情不安が続く中、6月2日にS&Pが格付けレビューを発表予定。

[フィリピン] ミンダナオ島ではイスラム武装勢力「マウテ」と軍・警察の交戦が続いており、ドゥテルテ大統領は6月に予定していた訪日を中止した。

[イラク] ISからのモスル奪還作戦は最終局面。ラマダン開始前には終わらせる予定だったが間に合わず、6月中に完了予定。シリア側のラッカ奪還作戦が来週中にも始まる。

[中国] 海外の調査会社による5月の経済指標によると、中国経済成長の減速の兆しを示しており楽観的な見方は薄れている。中小企業・セールス担当者・鉄鋼市場のマインドが低下。

[中東欧] 調査会社が予想するテイラールールに基づく中東欧4か国の政策金利予想(18年末時点)は、ルーマニア4.5%(現行1.75%)、ポーランド3.00%(同1.50%)、ハンガリー2.50%(同0.9%)、チェコ1.00%(同0.05%)。

[日本] 個人情報利用ルールを整備・強化した改正個人保護法が5月30日より全面施行。改正法は特定の個人を識別できないように個人情報を加工すれば本人の同意なしにデータの取引を認める。

[カザフスタン] 米ナスダックと上海証券取引所は、カザフスタン政府が現在、新設しようとしているアスタナ国際証券取引所の一部権益の取得について検討しているとの報道があった。

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