デイリー・アップデート

2022年6月22日 (水)

[サウジアラビア] サウジアラビアのムハンマド皇太子が、6月20~21日にエジプトとヨルダンを訪問。7月15~16日のバイデン米大統領のサウジ訪問時に予定されている「GCC+3サミット」にエジプトとヨルダンも参加する予定で、今回の訪問はサミットの事前調整が目的とみられる。同皇太子は、22日には、サウジ人ジャーナリストの殺害事件以降関係が悪化していたトルコを訪問する予定。今年に入って、トルコ側から関係改善の歩み寄りがなされており、4月にはトルコのエルドアン大統領が5年ぶりにサウジを訪問した。

[米国] バイデン大統領は21世紀の戦略的競合国として中国に対峙する必要性を訴えており、自由で開かれたインド・太平洋構想(FOIP)やクアッド、AUKUS、インド・太平洋経済枠組み(IPEF)を主導しているが、バイデン大統領の訴えと実際のインド・太平洋地域に割り当てられている予算には乖離があるとの懸念が専門家らの間から浮上している。そうした中、インド・太平洋地域に対する予算の増大を図ることを目的とする「インド・太平洋積極的関与法案」が下院に提出された。

[日本/ミャンマー] ミャンマーの対日輸出が4か月連続で前年同月実績を上回り好調。日本の財務省貿易統計によると、2022年4月のミャンマーからの対日総輸出額は前年同月比+73.1%の149億7,729万円となり、過去10年で最大となり初めて140億円台に乗った。特に日本での衣類需要が回復したため対日輸出の7割を占める衣類が引き続き拡大を続けている。

[コロンビア] 左派で元ゲリラのペトロ氏が決戦投票の末、大統領選に勝利した。他の南米諸国と同様に左派への流れがコロンビアにもやってきたが、市場寄りの右派政権から左派政権へと移行したことを市場は嫌気し、通貨も株式も一時5%以上値下がりした。ペトロ氏はコロンビアを石油依存から脱却させ、増税と社会福祉支出の増加などを掲げるが、議会の与党比率は低く、どこまで改革を押し進められるかは未知数となっている。

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