デイリー・アップデート

2019年12月17日 (火)

[ウズベキスタン] 12月17日、ミルジヨエフ大統領は、就任後初めて訪日する。19日に安倍総理大臣との首脳会談を行うほか、日本企業との懇談会などを行う予定。また、20日には天皇陛下と会見する。16日には同大統領の来日に先立ち、東京都内のホテルで日本・ウズベキスタンビジネスフォーラムが開催され、ウムルザコフ投資貿易大臣がウズベキスタンの最新の経済動向やビジネス環境について説明した。

[中国] 12月16日の中国国家統計局の発表によれば、11月の鉱工業生産額は前年同月比6.2%増、小売売上高は同8.0%増の3兆8,094億元(約59兆5,300億円)となり、10月のそれぞれ同4.7%増、同7.2%増から加速した。一方、1~11月の固定資産投資は前年同期比5.2%増の53兆3,718億元にとどまり、現行統計が始まって以来の最低水準から横ばいのままだった。

[ペルー] 中銀は政策金利を2.25%で据え置く事を決定。一時的な第1次産業での供給側ショックの発生、および第2次産業・第3次産業の低成長から、2019年前半の経済成長は低迷した。また、外部環境の下落リスクも高まっていた。しかし、内需に支援され、2019年後半には経済成長に回復の兆しが見られた。リマのインフレ率は11月に前年比1.87%増に加速したが、水準としては中銀目標レンジ(2%±1%)内。比較的落ち着いたインフレ率は、中銀が必要な場合に金融緩和に動く余地を与えている。

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