2015年11月16日 (月)
[フィリピン] 統計庁は9月の輸出額は前年同月比24.7%減の44億472万米ドル(約5,431億2,800万円)だったと発表。国家経済開発庁は世界的な経済減速とコモディティー価格の下落が原因と見る。
[日本] 第3四半期のGDPは前期比▲0.8%(年率換算)。個人消費は雇用所得環境の改善から微増をみせるものの、世界経済の先行きに対する懸念等から設備投資が大きくマイナス。
[パリ] テロ事件を受けて欧州は表面的には団結しているが、移民問題では足並みが乱れるか。ISの活動範囲が中東外に拡大。
[フランス] 13日夜、パリで起きたテロ事件で警察は容疑者の1人としてフランス国籍の29歳の男を特定した。フランス人若者の中で最近、イスラム過激思想の流行が懸念されている。
[韓国] 14日午後、ソウルで全国教職員労組等53の民間団体が、政府の労働市場改革と歴史教科書国定化に反対する10万人規模のデモを実施、警官隊と激しく衝突し、ケガ人、逮捕者が出た。
[米国] パリ同時多発テロ事件発生翌日(11月14日)に第2回民主党大統領候補テレビ討論会が開催され、米国内でもIS台頭が争点の一つとして大きく浮上。
[マレーシア] 7~9月期のGDPは前年同期比+4.7%で、前期(+4.9%)、前々期(+5.6%)から減速した。個人消費の減速と官民の投資が低調だった。輸出は前期比+6.3%と6年ぶりの伸びを示した。
[市況] 商品軟調、指数ベースでは10数年ぶり安値。パリのテロは金曜NY引け後だったため週明けの市場で円や金買い、ユーロ売り等リスク回避が見られたが、市場の方向性まで変えるとの見方は少ない。
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