デイリー・アップデート

2017年3月30日 (木)

[英国・EU] メイ首相がEU離脱を通告。離脱交渉と新協定交渉の同時進行を希望するが、EU首脳らは既に否定。安全保障協力を取引の条件とにおわせる通告文面で国内外から批判。

[中国] 民間の高金利融資に起因するトラブルや訴訟が、中小企業が多く、民間の経済活動が活発な江蘇、浙江、広東、山東を中心に増加中。銀行が個人・中小企業向けの融資を避けたがる背景がある。

[エクアドル] 4月2日に大統領選挙決選投票が与党・左派のモレノ前副大統領と野党右派のラソ候補との間で争われるが、接戦の状況。焦点はコレア大統領の反米左派路線が継承されるか否か。

[フィリピン] 3月27日、中国はフィリピンに対し、5月に北京で開催される一帯一路に関する国際会議で二国間会合を行い、南シナ海問題について二国間で協議することを提案した。

[アラブ連盟] 29日、アラブ連盟の首脳会談が行われた。地域情勢について話し合われたが、特にパレスチナ国家建設を目指す中東和平の2国家共存案が再確認された。

[タイ] 政策金利(1日物レポ金利)を1.5%に据え置くことを金融政策委員会が全会一致で決定。2015年4月の利下げ以来据え置き。今月、IMFは金融緩和と財政による刺激策導入が望ましいとしていた。

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