デイリー・アップデート

2017年11月7日 (火)

[ウクライナ] 国内で発表された2017年版のウクライナ長者番付によると、トップは「鉄鋼、石炭王」のR.アフメトフ氏(51歳)で、その資産は約70億ドル、前年比68%増加したとのこと。

[インドネシア] 当局は11月6日、2017年第3四半期のGDP成長率が前年同期比+5.06%と発表。前期(+5.01%)から加速。投資と輸出は好調だったが個人消費が伸び悩んでいる。

[トルコ] ユルドゥルム首相の訪米を前に、米国とトルコは相互に停止していたビザ発給業務を限定的に再開した。しかし、ギュレン師引き渡しとクルド支援を巡る問題は依然未解決で、二国間関係の改善にはまだ時間がかかる模様。

[カンボジア] 米政府の統計によると、2017年1~9月の対米輸出は前年同期比5.6%増の22億8,560万米ドル。一般特恵関税(GSP)の活用により主力の縫製品輸出が拡大している。

[英国] 英産業連盟(CBI)は、英国のEU離脱を巡り来年3月までにEU離脱の移行期間についてEUと英国が合意できない場合、英国企業の6割が何らかの緊急時対応策を実施するとの見通しを示した。

[経済] S&Pが世界の金融環境正常化に対し脆弱な新たな「フラジャイル5」としてトルコ、アルゼンチン、パキスタン、エジプト、カタールをリストアップ。経常収支、外貨建て債務比率等7つのパラメーターから判定。

[サウジ] サウジ政府の汚職取り締まりに伴う王族・閣僚の一斉検挙で皇太子の権力集中が確実に。石油政策への影響は軽微で引き続き現行政策が継続される見通し。

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