デイリー・アップデート

2017年11月20日 (月)

[欧州・旧ソ連諸国] 11月24日、ブリュッセルでEUと旧ソ連6カ国の第5回東方パートナーシップ首脳会議が開催される予定。EUと各国との関係の緊密化、各国の民主化の推進、社会改革、経済改革を目指す。

[中国] 銀行業監督管理委員会は、国家開発銀行など政策性銀行三行を対象とする監督・管理弁法を公布、資産管理・リスク管理力の引上げ、内部統制強化などを要求。

[レバノン] サウジで辞任を発表したハリーリ首相は11月18日にサウジを出発し、夫人及び長男とともにパリに到着。11月21日にエジプトでシシ大統領と面会し、22日にはレバノンに戻ると見られている。

[マレーシア] 中央銀行が17日発表した第3四半期のGDPは、前年比6.2%増と、2014年第2四半期以来の約3年ぶりの高い伸びを記録。民間セクターの支出や輸出が牽引した。

[ドイツ] 独メルケル首相率いるキリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)と自由民主党(FDP)、緑の党によるひと月にわたった連立の予備協議は、19日、FDPの撤退により決裂。特に移民制限や環境政策を巡り溝。

[日本] 世界景気が堅調に推移することもあって、輸出金額が11か月連続で前年比で増加している。輸出数量も9か月連続で伸びており、引き続き経済成長の牽引役になると思われる。

[ジンバブエ] 与党は19日、緊急集会でムガベ大統領を党首から解任したが、同日夜の国民向けテレビ演説で同氏は辞任を表明せず。与党は20日正午までに大統領辞任がなければ弾劾手続きを警告。

[原油] 米Keystoneパイプラインで原油漏洩が発生し、パイプラインが稼働を停止。カナダから石油取引ハブ、米Cushingへの原油輸送量が減少するとして、WTI価格は17日に前日比2.6%高の56.55ドルに。

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