デイリー・アップデート

2017年11月21日 (火)

[米国] 市場では2018年も米経済のモメンタムは続くとして年4回の利上げを予想する向きもあるが、著名投資家レイダリオ氏は低所得者層の困窮に配慮すべきと主張。上位3人が国民の50%の合計以上の富を保有。

[米国] ネブラスカ州当局がKeystone XLパイプラインの建設を承認、2008年の申請から9年がかりで連邦政府・州レベルでの全ての承認が下りた。TransCanada社は早ければ来月にも最終投資判断の予定

[中露] 露石油大手ロスネフチは、中国の中国華信(CEFC China Energy)に向こう5年間で約6,100万トンの原油を供給することで合意した。契約額は、市場価格により決定されるため、未定だとしている。

[中朝] 習総書記特使として北朝鮮を訪問した中国共産党対外連絡部長は、金正恩朝鮮労働党委員長と面会できなかった模様。韓国メディアは、核問題に対する意見の隔たりや中朝関係の悪化を指摘。

[トルコ] NATOの演習で、トルコ建国の父ケマル・アタチュルクやエルドアン大統領が敵国指導者として扱われたため、トルコ政府は自国兵士の演習参加を中止し本国に呼び戻した。NATO側は手違いがあったと謝罪している。

[チリ] 大統領選の投票が行われたが、過半を確保した候補がいなかったため、結果は12月の決選投票へと持ち越された。暫定首位はピニェラ前大統領、2位は中道左派のギジェル上院議員。

[日本] 訪日外国人旅行者の12.4%が有償での住宅宿泊(民泊)を利用。大阪、京都など旅行しており、宿泊を除く消費額は民泊の未利用者と大差ない。こうした成長分野が旅行消費拡大の鍵に。

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