デイリー・アップデート

2017年11月15日 (水)

[ユーロ圏/独/伊] ユーロ圏の第3四半期実質GDP成長率(改定値)は前期比0.6%増、速報値と変わらず。独の同(速報値)は前期比0.8%増(前期は0.6%増)、貿易と投資が主導し堅調。伊も前期比0.5%増(前期は0.3%増)から加速。

[日本] 2017年7-9月期の実質GDP成長率は、前期比年率1.4増で7四半期連続のプラス。消費が減速する中、輸出がけん引役に。実質GDIも同0.6%増と4四半期連続プラス、海外景気の恩恵が大きい。

[自動車] IHSは報告書で「MaaS(所有から利用へ)」により2040年までに自動車市場は変容し産業や生活様式に大きな影響を与えると予想。自動車走行距離は伸びるが自家用車保有は減少。2040年でも車の8割は何らかのエンジン搭載。石油需要は拡大。

[IEA] 11月月報にて、足元の原油価格の上昇は一時的であり原油相場が50ドル台から60ドル台へのニューノーマルに突入した訳ではないと指摘。2018年は非OPECの供給増でQ1、Q2は在庫積み増しになると予想。

[ロシア] 政府が国内で活動する米メディアへの締め付け強化を図っている。ロシア議会は欧米による制裁への報復措置として、欧米の一部メディアを「外国のエージェント」と規定し、登録を求める法改正案をまとめた。

[米国] 下院の税制改革法案は今週中には本会議にて可決されると見られている。上院案については感謝祭休暇後の動きとなる模様。

[日本・ミャンマー] 安倍首相とアウン・サン・スー・チー国家顧問兼外相は14日夕、フィリピンの首都マニラで会談し、日本はミャンマーに対し円借款4件、計約1,250億円の協力を行うと表明。

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