デイリー・アップデート

2018年2月22日 (木)

[米国] 大統領経済報告が発表された。減税・規制緩和に加え、インフラ整備・国内エネルギー開発・通商交渉・知財保護といった経済アジェンダを掲げている。非関税障壁の実例として日本の自動車市場が挙げられている。

[日本] 2月の月例経済報告では、景気の基調判断は「緩やかに回復している」で据え置かれた。また、2017年の個人消費は2年連続で増加、自動車や家電から旅行や外食など広がりを見せている。

[仮想通貨] ベネズエラ政府は仮想通貨「ペトロ」の発行により7億3500万ドルを調達。「ペトロ」には誰が関わり、どういった需要があるのか、国際的な制裁をかいくぐる手段になるのかはまだ不透明。

[カザフスタン] ナザルバエフ大統領は、ローマ字を使用したカザフ語の新しいアルファベット(改正版)を承認した。政府は、キリル文字を破棄し、2021年よりパスポートと身分証明書をローマ字(ラテン・アルファベット)で発行する予定。

[シリア] 北部ではトルコ軍とシリア軍の衝突、南部ではイスラエルとイランの衝突、東部では米露の衝突、首都近郊では反政府地域への激しい空爆が行われるなど各地で衝突が発生しており、シリア戦争が新たな局面を迎えつつある。

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