デイリー・アップデート

2017年3月15日 (水)

[フランス] 正式捜査が始まるフィヨン共和党候補に新たな金銭スキャンダル。一方、中道・無党派のマクロン氏の支持率が上昇。右派国民戦線党首ルペン氏と互角。ダナ駐日フランス大使はルペン氏が勝利した際は辞任すると寄稿。

[米国] 上院財政委員会でロバート・ライトハイザー次期USTR代表の指名承認公聴会が3月14日開催。元USTR次席代表のライトハイザー氏は中国の不公正貿易慣行是正の必要を強調。

[トルコ] 閣僚の入国拒否などでオランダとの確執が高まっているが、エルドアン大統領は国民投票で過半数を取るため国粋主義者票を取り込む必要があり、その意図が見える。

[ユーロ圏] 1月の鉱工業生産は前月比0.9%増。資本財は前月比2.8%増、エネルギーは同1.9%増、非耐久消費財は同0.7%減。前年同期比0.6%増。上昇は小幅で、景況感調査が示す強い結果より緩慢なスピード。

[メキシコ] 3月に入り、メキシコのガソリンスタンド事業に石油メジャーBPおよび資源商社Glencoreが相次ぎ参入を表明。国営石油会社Pemexが独占していたエネルギー事業の民間・外資への開放の一環で。

[インド] インド食糧大臣は、砂糖輸入関税の引き下げの予定はないと発表。政府は16/17年度砂糖生産量は2250万トンと見込み、国内需給は大きく逼迫しないとの見方を示した。

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