デイリー・アップデート

2018年7月26日 (木)

[BRICS] 7月25日より3日間、BRICS首脳会議が南アフリカ・ヨハネスブルクで開催。中国は、世界的な貿易戦争に勝者はないとし、一国主義に対抗するよう呼びかけた。アフリカの19か国を含む22か国の首脳が招待されている。

[Facebook] 時間外で24%もの株価急落。第2四半期決算で情報流出問題等への対処コスト増・売上高の伸び鈍化を予想。中国当局が浙江省での新規事業承認を撤回したことも、米中関税合戦に次ぐハイテク企業へのリスク警戒を強めたか。

[小麦] 欧州、ロシアにおいて干ばつにより大幅減産の見通し。ロシア産の品質低下懸念や、米クロップツアーの単収見通しが予想を下回ったことも加わり、シカゴ先物は一時ストップ高に。

[米/EU] 7月25日、トランプ大統領とユンケル欧州委員会委員長がホワイトハウスにて会談。関税削減、エネルギー協力、WTO改革等について協議を開始することに合意し、交渉中はさらなる貿易規制措置を発動しない旨、共同声明に記した。

[米国] 7月25日、トランプ政権は、今秋開催を提案していた二回目の米露首脳会談を来年に延期すると発表。米議会では米露接近を図るトランプ大統領への反発が強まっていることから、方針転換を迫られたもよう。

[パキスタン] 7月25日に投開票されたパキスタン下院選挙では、第2野党だったパキスタン正義運動(PTI)が第1党となる見通し。イムラン・カーン党首(元クリケット選手)が首相になる可能性が高い。

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