デイリー・アップデート

2017年7月5日 (水)

[フランス] マクロン大統領がベルサイユ宮殿で今後5年間の政策方針を演説。今秋での非常事態宣言解除、国会議員の定数削減、EU改革の推進を宣言。

[中国、香港] 海外の投資家が香港経由で中国の債券を売買できる「債券通」(Bond Connect)が始動。旺盛なインフラ資金需要により中国の債券市場は、現在の10兆ドルから5年後には2倍に成長、日本を抜き世界第2位になると見られる。

[日EU EPA] 日本政府はEUとの経済連携協定(EPA)に基本合意。トランプ政権が「米国第一主義」に基づき保護主義的通商政策を展開しようとする中で、日EU EPA大枠合意の国際的意義は大きい。

[カタール] サウジなど4ヵ国からの13項目の要求に対してカタールが回答を提出。回答内容は未公開だが、非公式情報によると、GCC他国も同様の条件を飲むことを前提に一部条件を飲む用意はあると伝えた模様。

[世界] 革新的な国のランキング「グローバル・イノベーション・インデックス(GII)」が発表された。トップ5は常連のスイス、スウェーデン、オランダ、米国、英国。日本は14位。

[豪州] 豪中銀(RBA)は4日の政策金利決定会合で政策金利を1.5%に据え置き。この決定は利上げスタンスのタカ派を失望させた。

[カタール] カタール国営石油会社QPは、2025年までにLNG輸出量を現行の年間7700万トンから1億トンに拡大すると発表。

[中露関係] 中国国家開発銀行(CDB)は、ロシア直接投資基金(RDIF)と約680億元(約100億ドル)の人民元共同投資基金の設置で合意。また、ロシアのVEB銀行に15年間で60億元(8.5億ドル)を融資する。

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