デイリー・アップデート

2017年7月11日 (火)

[ウズベキスタン] 政府が国内のいくつかの銀行や企業に通貨スムを試験的に市場レートで取引することを許可したとの報道があった。同国は徐々に二重為替問題を解消し、市場原理に基づいた為替レートに移行している。

[イタリア] 6月の統一地方選挙でポピュリスト政党「5つ星運動」が大敗。失業率の高止まりによる同党への支持がピークを過ぎたとの観測もある。解散総選挙は2018春前に予定されているが選挙法改正は進捗がない。

[ベネズエラ] 2014年春の反政府デモを主導したとして14年の禁固刑を受けていた野党指導者で「大衆意思党」のレオポルド・ロペス党首を自宅軟禁とすることを7月8日に連邦最高裁が決定。

[インド・中国] 2015年の経済複雑性指標で124カ国中、インドは48位と中国の26位よりランクは低いが、2025年までの経済成長は世界最速の平均7.7%と中国の平均4.4%を凌ぐと予測されている。

[EU] EUは、福島第1原発事故後続けている日本産食品への輸入規制について、福島県産米、果樹、海産物など10県の食品の一部または全部を除外する方向で検討する方針。

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