2021年12月9日 (木)
[中国/ラオス] 12月3日、ラオスの首都ビエンチャンと中国国境の町ボーテンを結ぶ「ラオス中国鉄道」が開通した。これによりビエンチャンからボーテンを経て雲南省昆明までが鉄道で結ばれる。この長距離鉄道によりラオスでは農産品の輸出拡大や中国人観光客の増加などによる経済効果への期待が高まっている。中国にとっては将来的にタイからマレーシア、シンガポールまでを結ぶ「一帯一路」の一環となる。一方、ラオスはこの鉄道建設に関して中国に対して巨額な債務を抱えることになり、今後返済が滞る懸念がある。
[日本] 内閣府・財務省の「法人企業景気予測調査」によると、景況判断BSI(「上昇」-「下降」の社数構成比)は大企業全産業で10~12月期に9.6となり、前期の3.3から上昇した。2期連続のプラスとなった。また、2022年1~3月期は7.2、4~6月期は3.8といずれもプラスで、今後も景気回復が継続する見通しとなっている。また、人手不足や設備投資の不足については、前期時点の見通しに比べて不足傾向が強まったとみられる。
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