デイリー・アップデート

2017年4月7日 (金)

[中南米] トランプ政権はNAFTA再協議、TPP永久離脱、メキシコ国境沿いの「壁」建設に象徴される「米国第一主義」を展開し、中南米地域への関与が低下する一方、中国は中南米での存在感を増大。

[インド] インド準備銀行はレポレートを6.25%に据え置いた。据え置きは3会合連続。リバースレポレートは5.75%から6.00%に引き上げた。

[鉱業] エルサルバドル政府が鉱山調査・採掘・鉱石処理の全面禁止を定める法律を導入。長年議論が続いた、外資企業による鉱山開発と環境・水質汚染の問題、反鉱業運動が端緒。反鉱業運動は他の資源国でも見られるが、鉱業禁止の法制化は世界初。

[中国] 中国政府は燃料輸入市場の規制を強化するため、石油副産物に消費税課税を導入する計画があるという。消費税は5月にも導入される可能性がある。

[チェコ] チェコ中央銀行は通貨コルナの為替レートの上昇を制限する政策を廃止することを決めた。同中銀はデフレ回避に向けて2013年にコルナの上限レートを導入していた。

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