デイリー・アップデート

2017年4月13日 (木)

[中国・ミャンマー] チャオピュー港から雲南省昆明までの石油パイプラインが稼働。中国は、マラッカ海峡・南シナ海を経由せずに中東及びアフリカ産原油を輸入できるルートを新たに獲得した。

[ブラジル] 連邦最高裁は建設大手オデブレヒト絡みの汚職事件で、テメル政権の閣僚8名を含む上下両院議員ら合計60名以上の捜査を検察当局に対して4月11日に許可。テメル政権にとり打撃。

[イラン] アフマディネジャド前大統領が、大統領選に立候補登録した。ハメネイ最高指導者からの助言で、事前に不出馬を表明していたことから、衝撃を持って受け止められている。

[WTO] 2016年の世界貿易量は前年比1.3%増。中国の輸出入の減少が響き、伸び率は09年以来の低さ。2017年の貿易量の伸びは16年比で2.4%増と予想。

[イタリア] イタリア政府は2017年度予算で34億ユーロ(対GDP比で0.2%相当)の追加的な財政赤字削減の実施を承認。EUからの懲罰を回避するため、EU側の要請に応え財政赤字削減の努力をする姿勢を示した。

[チェコ] チェコの工業が発展したのは19世紀末。当時チェコはオーストリ―ハンガリー帝国の一部で、広大な帝国の域内市場を関税ゼロで活用できたことから急速に発展した。

[米露関係] シリア情勢を巡り、米国とロシアが対立する中、4月12日、米ロ外相会談がモスクワで開かれた。双方はテロと戦うため、関係改善に向けた、対話を重ねることで合意した。

[フランス] 左翼党の大統領選挙候補、メランション党首の支持率が上昇。フィヨン共和党候補と3位を争う。EUの改革を訴えており、改革なしではEU離脱の可能性を示唆。NATO離脱も公約に。

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