デイリー・アップデート

2017年4月10日 (月)

[ロシア・イラン] ロシアのプーチン大統領とイランのロウハニ大統領が9日、電話会談し、米国のシリア攻撃について「容認できない」との認識で一致したと発表した。両国はシリアのアサド政権を支援している。

[スペイン] テログループ「バスク祖国と自由(ETA)」が完全武装解除。しかし、ETAの政治部門が独立運動を続ける可能性や欧州のテロ脅威はISが中心のため、安全保障問題の解決とはならない。

[韓国] 聯合ニュースが昨夜発表した大統領選の支持率調査では、「国民の党」安哲秀(アン・チョルス)候補が36.8%で首位、第2位は「共に民主党」文在寅候補:32.7%。安氏の保守層取り込みが進んでいる模様。

[ベネズエラ] 過去2度の大統領選挙で野党統一候補として出馬経験のあるエンリケ・カプリレスの出馬資格を15年間禁じる措置をベネズエラ政府が発動し、カラカスなどで反政府デモが活発化。

[エジプト] カイロ北部のタンタおよびアレキサンドリアのコプト正教会で、ISによると見られる自爆テロ事件が発生。少なくとも45人が死亡。シシ大統領は非常事態宣言を発令。

[米国] 3月非農業部門雇用者数は9万8千人増となり、昨年5月以来の小幅な伸び。小売業雇用減少、天候要因による建設業などの雇用増の鈍化が要因。失業率は約10年ぶりの低水準となる4.5%に低下。

[ギリシャ] 7日開催されたユーロ圏財務相会合で、ギリシャと債権団はギリシャ支援融資実行の条件である労働市場改革等、追加的な改革案に大筋合意。7月に大規模な国債償還を控え、大きく進展。

[マレーシア] 2017年2月の輸出額は前年同月比26.5%増の718億リンギ。分野別では電気・電子、パーム油、石油精製品が、国別ではシンガポール、中国、欧州向けが全体を牽引。

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