デイリー・アップデート

2017年4月20日 (木)

[米・イラン] トランプ政権は、イランが包括的共同行動計画(JCPOA)を引き続き遵守しているとの認識を示しつつ、トランプ大統領の指示に基づき対イラン政策全般の見直し作業を開始。

[IMF] IMFは、半期に一度の国際金融安定性報告書(GFSR)を公表。トランプ米政権の減税案や金融規制緩和の実施によって、米企業の債務返済能力が弱まる可能性があるとの見方を示した。

[EU] 3月の欧州連合(EU27カ国)の新車登録台数は189万1,583台、前年同月比11.2%増加。独伊西が2桁増を達成し、3月として過去最高の販売台数を記録。

[インドネシア] 3月の貿易収支は12億ドルの黒字、前年比2.4倍。輸出、輸入共に前年同月比で拡大し、それぞれ24%、18%の増加だった。

[米国] 米中部の農業地帯でトランプ政権の通商政策・移民政策への不満がくすぶっている。地方選挙では共和党が苦戦が強いられており、2018年の中間選挙の行方を予測するとして注視されている。

[ロシア] メドベージェフ首相は19日、議会で年次政府活動報告を行い、ロシア経済は2年間続いたリセッション(景気後退)から脱出しつつあると述べ、国内経済の回復力を強調した。

[中国] 国務院常務会議は、農業と中小企業を主な対象に計3800億元、約6兆円規模の減税策を承認。政府は先の全人代で、企業負担軽減のため今年5500億元規模の減税・行政経費削減を決議している。

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