デイリー・アップデート

2017年4月19日 (水)

[中ロ関係] 5月14-15日に中国・北京で行われる中ロ首脳会談に向け、両国国境間の鉄道橋建設や木材加工工場の建設などを含むロシア極東での中ロ協力の動きが進んでいる。

[英国] メイ首相が前倒し解散総選挙実施の意向を発表。19日の下院の採決で最終決定となるが、実施は既定路線。下院解散は5月3日。投票日は6月8日。Brexit交渉のスケジュール変更はない見込み。

[中朝] 環球時報は、社説で、北の非核化は米中両国の共通利益で、中国の制裁は石油の輸出停止に及ぶ可能性もあるが、非核化目的に限定され、米の軍事攻撃や現体制の打倒には荷担しないと述べた。

[IMF] 2017年世界経済成長率予測を+3.5%と、1月時点の+3.4%から引き上げた。欧州や日本、中国で製造業や貿易が伸びていることが追い風。保護主義的な政策が景気回復を抑制する恐れがあると警告。

[豪州] 豪政府は、外国企業の駐在員らを含む海外からの技能労働者への発給ビザ、通称457を廃止。代わりに、発給条件を厳格化した新たなビザを導入すると発表。雇用について豪州人を最優先する方針。

[米国] ロイターによると2017年第1四半期にPEファンドは米エネルギーベンチャー(多くはシェール生産会社)に合計198億ドルを投資。これは昨年同時期の3倍。

[米国] トランプ大統領は高度技能を持つ外国人向け査証のH-1Bの審査を厳格化する大統領令に署名。選挙公約の「米国第一主義」に基づく措置の一環だが、IT業界からの反発は必至。

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